洗顔をするのは、肌の汚れを取る為ですよね?
肌の汚れといっても、様々あります。
化粧品、肌に存在している油分、古い角質、ほこり、花粉、雑菌などなど…。
それら汚れは、どこに存在するでしょうか?
実は、肌表面だけではありません。
角質の中にも、そして毛穴の中にも浸透しているのです!
想像しているよりも、ずっと奥にあるのですね。
その奥深くにある汚れを効果的に取るには、ある工夫が必要になってきます。
洗顔の前に、浮かせておく
カンタンに落とせる汚れならいいのですが、肌には油分があるため、取りづらくなっています。
食器洗いを想像してみてくださいね。
アブラがべったりついたお皿を洗うのには、ちょっと手間がいりますよね。
お皿だったら力を入れてゴシゴシ擦ればいいのですが、デリケートな肌はそうはいきません。
さらに肌はタオルのようなもので、何層にも重なり形成されています。
また、毛穴というポケットもあるのですね。
汚れは、タオル状の角質と、ポケットの毛穴にしみ込んでいるのです。
お皿洗いのようにゴシゴシ擦っても取ることができないのですから、工夫をしないと汚れは蓄積されていきます。
予洗いにこだわってみましょう。
予洗いは、タオル生地である角質をほぐしてくれます。
さらにポケット状の毛穴の口を、広げてくれるのです。
これまでなんとなく行っていた予洗いだったかもしれませんが、とても大事な行程ですよ。
その際、必ず洗面器をご用意くださいね。
手でバシャバシャと濡らすのは、十分にふやかせることができません。
洗面器にたっぷりのお湯(ぬるま湯)を入れ、そこにお顔をつけましょう。
最低でも、1分以上(途中息継ぎをしながらです)の予洗いが必要です。
汚れをかきだすためにはチカラではなく、汚れそのものをやわらかくしておくのです。
さらに汚れの出口(毛穴)を広げておくと、スムーズに取ることができますね。
おさらいしましょう。
・洗面器を用意する
・ぬるま湯をいれる
・ため湯にお顔をつける
・1分以上予洗いする(途中息継ぎしながら)
・お顔の端まで、意識して予洗いしましょう
汚れが取れてくると、肌に透明感が戻ってきますよ。
- くすみが取れる
- 肌がやわらかくなる
- 透明感が出る
- 化粧水のなじみがよくなる
そう、いいことづくめ!
ぜひ、今日から早速始めてくださいね。