肌がかさかさする…。
乾燥して痒くなる…。
これって、乾燥肌だよね。
そう決めつける前に、どの部分に乾燥を感じるのかを見てみましょう。
もしかしたら、あなたの肌は乾燥肌ではないかもしれません。
どこが乾燥していますか?
◆口周り
口周りの角質が、けば立ったように、又は白い粉を吹いたようにカサカサしていませんか?
これは古い角質が、原因です。
もちろん、たっぷりの保湿(アブラではなく水です)をすることは、必須です。
その前に、古い角質を除去していきましょう。
お勧めは、クレイパックです。
肌に密着させ、数分経ったらすすいでいきます。
ピーリングタイプのパックは、避けましょう。
新しい角質までもはがしてしまう上、肌への刺激や負担が大きく、肌トラブルに繋がります。
洗い流すタイプのパックで、古くなった角質だけを優しく取っていきましょうね。
古い角質にはいくら水分を与えても、なじみが悪く、すぐに蒸発してしまいます。
新鮮な細胞に、水分を与えることが大事ですよ。
古い角質が乾燥肌を作ります。
角質の除去をしてから保湿をすると、改善されるかもしれません。
◆目の周り
口元の様に、角質がけば立つといった症状は、あまり見られませんが、小じわが目立ったり、ツッパリ感などを感じやすい部位ですね。
目元は角質層がとても薄く、水分をストックしづらいため、乾燥を起こしやすいのです。
ですがここでアイクリームなどに頼ってしまうと、かえって乾燥を悪化させることになります。
油分によって水をはじくため、保湿できない肌になっていくからです。
油分に頼ることは、一時のごまかした処置です!
しっとりした、などの瞬間的な感触だけで判断せずに、根本的な改善をしていきましょう。
目元は、とても汚れやすい環境にあります。
アイシャドーマスカラ、アイライナーなどメイク製品を多く付ける場所ですよね。
さらには、まつ毛が生えている毛穴から分泌されている油分もあります。
様々な汚れが、角質の上や毛穴の中に付着しているのが目の周りなのです。
目元はTゾーンのように、脂浮きしずらい場所です。
これが何を意味するかと言いますと、一旦肌に落ち込んだ汚れは、浮きづらいのです。
目の周りは、汚れ(化粧品)が溜まりやすく、取れにくい部位であると言えます。
くすみ、クマ、シワ、たるみなど、老化現象が躊躇に現れるのも、そのことが関係しているのです。
そのため朝晩の洗顔では、より丁寧に洗う必要があります。
角質層が薄くデリケートな部分ですので、時間、温度、濃度には気を付けましょう。
・予洗いは、ぬるま湯で丁寧にたっぷりと60秒以上行います。
・泡は、毛穴に対して平行にあてましょう。
指先を使い、まぶたのカーブに沿って優しくあてていきましょう。
下まぶたは窪んでいる分、汚れが蓄積されやすいです。
下まつ毛が生えている毛穴に対し、優しく指先をあてていきましょう。
擦るなど、指を横向きに動かさないことを意識してくださいね。
乾燥肌だと思っていても、実は間違ったケアが肌トラブルを招いている場合があります。
正しいスキンケアをすると、肌のチカラは戻ってきます。
本当のあなたの肌は、乾燥肌ではないのかもしれませんよ。