肌の硬さをチェックしてみましょう。
例えば、小鼻。
または皮脂量が多く分泌される、額、鼻周り、顎、も硬くなりやすい部位です。
頬と比べて、がっちりとした硬さ、厚みを感じませんか?
この硬さは、あぶらが劣化したことで起こります。
あぶらは、劣化するとコッテリと粘りを持ち始め、ついには固まってしまいます。
これは、あぶらが持つ性質です。
肌のあぶらも同様です。
あぶらが固まると、毛穴の中は硬くなります。
肌表面はと言いますと、角質も一緒に固めてしまいますから、古い角質が剥がれずに厚い層ができてしまいます。
角層が分厚くなり、毛穴も固まると、硬さを感じるようになるのです。
この原因は、過剰なあぶらの存在です。
年齢を重ねると、あぶらの量が減る?と言われていますが、そうではありません。
あぶらは、潜んでいます。
サラサラと艶のあるあぶらだったものが、どろどろと固形化したくすみのあるあぶらに変化しているだけなのです。
だからこそ、肌に余計なあぶらをつけてはいけません。
クリーム、油分の多いファンデーション、ジェル、クレンジング剤もそうです。
そして、私たちの肌から分泌されているあぶらも、新鮮さを保つことが大事です。
朝晩のスキンケアで、古いあぶらと古い角質をお掃除していきましょう。
肌は本来、柔らかいものです。
柔さがあるからこそ、柔軟に新陳代謝ができます。
硬さチェックがわかりづらいようでしたら、以下のような症状も併せて見られますのでご参考になさってくださいね。
・毛穴の広がり
・赤み
・痒み
・脂浮き
・黒ずみ
・吹き出物
肌本来の姿に戻していくこと、さらにはその姿を保つことが日々のスキンケアに求められます。
余計なものをつけて肌の動きを妨げることは、真のスキンケアとは言えません。
あなたの未来の肌を、今から育てていきましょう。