肌にある赤み、その原因はさまざまです。
かぶれ、肌荒れ、肌質もあるのですが、肌の汚れが原因で赤みが出ていることがあります。
その見分け方のひとつとして、部位があります。
どこに出ているのか、その場所に他の症状がみられるのかをチェックしてみましょう。
初級対面コースをご受講くださったN様も、頬に赤みがみられました。
そのほか、額とこめかみ、鼻、あごにも赤みがありました。
実はこの場所に、毛穴の広がりも見られたのです。
肌かぶれから起こる赤みは、皮膚の薄い部分であるまぶたや頬の高い位置に出やすいのですが、N様のように、肌が分厚くなっていたり、毛穴が広がっている場所に赤みがみられる場合は、汚れが原因である可能性が高いです。
その汚れはとは、いったい何者でしょうか?!
毛穴には、あぶらと角質、そして化粧品も潜んでいます。
これこそが、赤みの原因なのです。
皮膚は排泄器官です。
排泄がスムーズでしたら、毛穴が詰まることがないのですが、何かが影響して排泄がうまくいかないことがあります。
その影響となるものが、
・油分の強い化粧品
・間違ったスキンケア方法と手順
・シャンプー剤の影響
・水分不足
です。
年齢を重ねますと、肌の代謝力が低下します。
つまり、排泄器官である皮膚も、排泄が滞るということです。
そのうえ、女性は化粧品をのせます。
カバー力の強いファンデーション、油分の強い化粧品、クリーム、ジェル、オイル、UV製品・・・
どれだけ代謝を低下させているのか、はかり知れません。
また角質に水分が十分にいきわたっていないと、まるでクリームをつけたかのように皮脂の濃度が濃くなります。
これも同じく、毛穴を詰まらせる要因となるのです。
N様のお肌も、あぶらの劣化がみられ、肌も硬くなっておられました。
北野式洗顔術で、そのあぶらをほぐしつつ洗顔で落としていきます。
すると・・・!
この違いです。
赤みがあった頬、額、フェイスライン、鼻、あごの赤みがぐっと減りました。
肌は、ふわふわと柔らかさを取り戻しました。
そして、小鼻からは角栓(皮脂と角質が混ざった白い突起物)がニョキニョキと出てきたのです!
これまで詰まっていた汚れが、出てこようとしているのですね。
N様の肌改善は始まったばかりです。
代謝力を取り戻した肌は、これまでの汚れをどんどん排泄します。
肌は、透明感と柔らかさを取り戻すでしょう。
油分に頼らなくても、十分にもっちりする肌に変わっていくでしょう。
N様の今後の変化が、楽しみです。