春になると、なんだか肌トラブルが多くて・・・
そんな声をよく聞きます。
・赤み
・痒み
・脂浮き
・毛穴の広がり
・カサカサ
・吹き出物
などなど。
どうして春になるとトラブルが多くなるのでしょうか?
その原因は、春の環境だけでなく肌状態もあったのです。
■春が取り巻く環境
まずは、環境からみていきましょう。
・風が強くなる
・花粉、PM2.5、黄砂などが舞う
・気温の上昇
・空気の乾燥
春は、風に乗って花粉や黄砂などが舞います。
そのため、肌が汚れやすくなっているのですね。
さらに気温の上昇や、空気の乾燥も影響しています。
気温が上がってくると肌代謝力がアップし、古い角質や皮脂が浮き上がってきます。
しかし、このターンオーバーがうまくいかない原因がもう一つあるのです。
それが冬肌の影響です。
■冬の肌が残っている
春の肌は、冬の間の肌状態が大きく影響します。
冬の間は、肌の動きはスローになります。
つまり、代謝力が低下している状態と言えます。
古い角質や皮脂が蓄積される、というのが冬の特徴です。
そしてこの溜まっていたものが一気に肌表面へと移動してくるのが、春なのです。
この時、スムーズに剥がれてくれたらいいのですが、うまく剥がれない場合があります。
その原因は、2つ。
・角質が乾燥しきっている
・脂が劣化し、固形化している
十分に水分がある角質は、洗顔の際などに自然と剥がれ落ちます。
一方、乾燥しきっていると剥がれずに、どんどんと蓄積されていくのです。
さらに肌に存在している脂や化粧品の油分が劣化していると、油は固形化していきます。
がっちりと固まったあぶらは、そう簡単には落ちません。
この状態で、春を迎えてしまうとどうなるでしょうか?
美しい新鮮な角質を肌表面に運んでくれようとしているのに、その力をストップ!だなんてもったいないですね。
春肌の動きを活かすためには、肌の力を蘇らせることが必要です。
肌には、力が備わっています。
その力を最大限に活かすのが、スキンケアなのです。