「保湿をしたら、蓋をしましょう!」
この考え方は、大きな間違いです。
なぜ、蓋が必要なのでしょうか?
・保湿をした水分が蒸発しないように
・角質が薄い目元などは、蓋が必要
・年齢とともに、肌を保護してあげないといけない
そんな考えがあるのかもしれません。
しかしこれこそが、肌老化を加速させる原因なのです。
蓋をすれば、お肌の力を低下させます。
最も懸念されるのは、水分を受け付けない肌になっていくこと。
年齢とともに、体の水分量が減っていきます。
一番外側にある皮膚にも水分が十分に来なくなります。
乾燥、くすみ、ざらつき、ハリがなくなる、艶がなくなる・・・といった症状がみられます。
そのため、スキンケアで水分を与えてあげる必要があるのです。
ですが毎日、油分による蓋をしたらどうなるでしょうか?
油膜はカンタンには取れません。
肌は、吸収するようになっています。
つまり、洗顔しても取れるわけではないのです。
浸透してしまっているのですね。
これが蓄積されたとき、肌代謝も低下してきます。
油膜(蓋)は、まるで保湿できたかのように見せかけているだけのものです。
保湿しているのではありません。
そういった意味では、リスクの高いスキンケアと断言できます。
肌にとって、本当に必要なものは何か?
少し、目線を変えてみると気づくことがありますよ。