洗顔は、最初に毛穴をいかに広げておくのかが大事です。
汚れは肌表面だけでなく、毛穴の中にも潜んでいるからです。
そのために、洗顔には適温があります。
それは、ぬるま湯です。
肌にあてたとき、熱くも冷たくも感じない皮膚温度と同じ温度が適温なのです。
ではぬるま湯とは、一体何℃なのでしょうか?
実験してみました。笑
すると32℃~35℃と、日によって違ったのです。
その理由は、肌温度にあります。
季節や天候によって、皮膚の温度は変わります。
体温とはまた違うのですよね。
体温はほぼ一定だと思いますが、外気にさらされている皮膚は環境に大きく左右されます。
ひんやりした朝は、32℃をぬるま湯と感じました。
ある日はとても暑い日で、夜の洗顔では35℃をぬるま湯と感じたのです。
つまり数字で〇〇℃と設定するのではなく、お顔をつけた感覚でぬるま湯設定をしていただきたいのです。
ちなみに、手の温度ともまた異なりますよ。
手で確認したときはちょうどいい温度だと感じていても、実際にお顔をつけたら「熱い!」と感じることもあるのです。
熱い、又は冷たいと感じたら、お湯や水を足してあげて、ぬるま湯設定を調整してみてくださいね。
洗顔のスタートとなる予洗いは、温度がとても大切になります。
熱すぎても冷たくても、毛穴は広がりません。
皮膚温度と同じぬるま湯が、広がりやすいのです。
肌から汚れを取り除くためには、しっかりと毛穴を広げておくこと。
つまり、予洗いにかかっています。
ぜひ、ぬるま湯設定にこだわってみてくださいね。