スキンケアの考え ブログ

肌老化の原因は代謝の低下や水分量だけではありません

年齢を重ねるほどに、いろんなものが失っていく…

そんな風に思われていませんか?

確かに代謝力が衰え、水分量は減少します。

しかし、もっと大事なことがあるのです。

それは、あぶらの掃除です。

肌改善も肌老化の予防も、あぶらの掃除ができていないとうまくいきません。

なぜか…?

実は、あぶらが肌のチカラを邪魔しているのです。

あぶらの性質

『あぶらは、空気に触れると酸化する』ということはご存じかと思います。

お料理に使われるあぶらも同じですね。

酸化が進むと、色、質、臭いが変わります。

透明だったはずのあぶらは、黄色や黒ずみと変化します。

アブラの分泌が多い小鼻の毛穴が黒ずみやすいのは、これが原因です。

さらに無臭だったものが、悪臭へと変わります。

加齢臭や、頭皮の臭いなどがそうですね。

それだけではありません。

さらさらと液体だったものが、どろりと固形化します。

肌がだんだん硬くなるのは、この固形化が進行しているのです。

特に、固形化は肌老化や肌トラブルの大きな要因となります。

剥がれていこうとする古い角質を固めてしまうのです。

さらに保湿をしたくてもこのあぶらの膜が邪魔になり、水分を弾いてしまいます。

実はこの状態で一番馴染むのが、あぶらです。

あぶらにはあぶらが一番馴染みがいいのですね。

ちょっととろみのある化粧水をつけると、しっとりしたように思うでしょう。

クレンジングオイルで洗顔すれば、スッキリ感が出ますね。

ですが、これは油分をさらに足す行為になってしまいます。

最初にお伝えした通り、あぶらは酸化します。

固まっていくあぶらの上から、さらにあぶらを足すとどうなるでしょうか?

油分が糊代わりとなり、角質はお肌にどんどん溜まっていきます。

益々水分を受け付けない肌になり、枯渇します。

油分を足すという行為そのものが、代謝力や水分量の低下の誘因となるのです。

ですから足すのではなく、あぶらを掃除することが最も大事です。

あぶらをすべて取り除くわけではありません。

あぶらは常に分泌されています。

酸化させないために、古いものを取っていきましょうということです。

1・あぶらを酸化させない

2.あぶらを足さない

この2つが美容にとって必須条件です。

貴方のスキンケアは、あぶらの処理ができていますか?

美容の常識にとらわれず、真のスキンケアで肌を育てていきましょう。

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