冬になると肌荒れが起こりやすくなります。
特に口周りは乾燥しやすく、肌トラブルに繋がります。
その原因は一体何なのでしょうか？
冬は特に、口周りに以下のようなトラブルが出てきます。
・粉が吹いたようにかさかさになる
・ヒリヒリする
・痒みがおこる
・赤みがある
その原因は、乾燥だけではありません。
肌の動きが大きく影響しているのです。
冬肌が乾燥する原因とは？
寒い時期になると肌は新陳代謝力が下がり、古い角質が剥がれにくくなります。
垢となって剥がれていかないといけないはずの角質が、肌全体を覆っていることになります。
これが口周りのかさつき、けば立ちの正体です。
さらに古い角質には、水分を吸収しづらい特徴があります。
どんなにたっぷりと化粧水で保湿しても、吸収してくれないのです。
また水分を抱える力もないため、すぐに蒸発してしまいます。
必死に、垢に保湿しているようなものなのですね。
これでは乾燥の改善はできません。
乾燥肌対策
まずは古い角質を剥がすことが必要になります。
そこでお勧めなのが、クレイパック（泥パック）です。
肌に負担をかけずに、優しく洗い流すことで垢を除去できます。
するとその下に、新しい角質が待っているのです。
新しい角質を表面化し、新しい角質に水分を与えていくことが必要です。
しかしたいていの人は、ここで油分に頼ってしまいます。
かさつくことで、油が足りない！と思ってしまうのですね。
かさつきの原因は「水分が不足している」ことと、「古い角質が溜まっている」ことです。
油分をつけることは水分を弾き、古い角質を固めることになります。
まさに逆効果のスキンケアと言えるのです。
口の周りは汚れが溜まりやすい
口の周りの皮膚は食事や会話などで伸び縮みできる部位であり、他と比べて柔軟性があるのも特徴です。
洗顔の際は、皮膚が伸びた状態で行うといいでしょう。
鼻の下、唇の下、唇の両サイドを伸ばしながら、泡をあてていくのです。
こうすることで泡が毛穴にフィットし、汚れを浮かせてくれます。
洗顔で汚れを浮かせ、クレイパックで古い角質を剥がす。
こうして表面化した新しい角質に、たっぷりの化粧水を与えましょう。
間違ってもあぶらで固めず、膜を作らないことが大事ですよ。
肌の動きを妨げず、正しいスキンケアでお肌を育てていきましょう。
