シミの原因は、紫外線だけではありません。
「刺激」もシミの要素になります。
頬にあるシミ
洗顔、メイク、洋服の着替え、寝返りをうつときなど、一番刺激を受けている場所はどこでしょうか?
顔は立体的です。
一番出ている部分、つまり「頬」が最も摩擦を受けることになるのです。
紫外線を浴びた時に分泌されるメラニン色素は、摩擦を受けた際にも分泌されます。
毎日刺激(摩擦)を受けている頬は、最もメラニンが分泌されやすい場所ともいえるのです。
その中でもスキンケアの時間は、特にお顔に触れる時間が多くなります。
紫外線だけでなく、日々のスキンケアタイムを意識してみましょう。
・洗顔
→くるくると手を回すのではなく、手の平をお顔にあてていくようにしましょう
・すすぎ
→洗面器にお顔をつけるように行います。手を使う際は両手にすくい、お顔にあてるようにしましょう。
・ファンデーション
→パフで大きくスライドするのではなく、なるべく皮膚が引っ張られないように意識しましょう
・チークブラシ
→ナイロン製のものは摩擦が大きくなります。天然のブラシを選びましょう。こまめに洗浄を心がけることも大事です。
・チーク
→毛穴を詰まらせる練りチークは避けましょう。泡で簡単に落とせるものを選びましょう。
シミができるまで
紫外線や摩擦をうけるとメラニン色素が分泌されます.
この時点で肌は黒化しますが、シミではありません。
この黒化したものが排泄できず肌に残ってしまうと、シミになるのです。
新陳代謝が活発で排泄がスムーズに行われていると、シミはできづらいのです。
子供にシミがないのも、納得ですね。
とは言え、私達は年齢を重ねるほどに肌の代謝力は衰えます。
だからスキンケアが必要になるのですね。
代謝をスムーズに行うためには、古い角質をため込まないことが大事です。
油分の強い化粧品は角質を塗り固め、毛穴を詰まらせ代謝力を低下させます。
正しいスキンケアを心がけていきましょう。