小鼻に見えるイチゴの黒い粒のようなもの…そう、それは毛穴の黒ずみです。
今回は、小鼻の黒ずみの正しい改善方法をお伝えします。
黒ずみの正体とは
なぜ毛穴が黒くなるのでしょうか?
それは、皮脂の酸化が引き起こしています。
アブラは空気に触れると変色します。
無色だったアブラは、黄ぐすみや黒ずみへと変わるのです。
お顔の中でも小鼻は、皮脂分泌が多い部位です。
当然ながらそのアブラは空気に触れ酸化し、色が黒くなるのです。
ではなぜこの黒ずみが取れないのでしょうか?
アブラの質と肌の関係
肌は常に代謝をしているため、この黒ずみも取れていくのが普通なのです。
しかし洗顔しても残ってしまいますよね。
ピーリングで剥がしても、またすぐに黒くなってきます。
これには、アブラの質が関係しています。
理想のアブラは、さらっとした軽いアブラですが、酸化したアブラはねっとりと粘りがあり固形物に変わっていきます。
これが小鼻の毛穴に詰まっていくのです。
粘りがあると、洗顔しても簡単には取り切れません。
ピーリングで除去しても、アブラの質の見直しをしないとすぐに溜まってくるのです。
まずはアブラの質を軽くすることが大事です。
アブラは、古くなる程に固まっていきます。
そうなると洗顔では取り切れません。
また固形物のままピーリングなどで除去すると、大きな穴が開いてしまいます。
これがさらに毛穴の広がりを悪化させます。
大きな穴を埋めようと、脂が過剰に分泌するのです。
これでは本末転倒ですね。
肌に負担をかける除去法は、角質を硬くしていきます。
回数を重ねるほどに肌が固くなり、代謝しづらい肌になっていくのです。
そこで肌に負担をかけず、毛穴に詰まった皮脂を取り除く方法をお伝えしましょう。
毛穴の黒ずみ4つの改善法
まずはこのアブラを液体に戻していくことが必要です。
4つの対処法をご紹介しましょう。
1.皮脂と肌をふやかせる
洗顔の前に充分にふやかせましょう。
角質、毛穴、汚れ、それらをほぐしてから泡で洗いましょう。
2.充分な保湿量
肌の水分量が少ないと、その分皮脂量が多くなります。
すると酸化もしやすくなり、固形物になるのです。
洗顔の後は肌が乾燥していますので、充分に保湿しましょう。
1.のように予洗いをたっぷりされていても、肌そのものが水分不足を起こしていると汚れ剥がすことができないのです。
3.油分を足さない
トラブルがあると、ついつい何かを付けたくなるかもしれません。
しかし油分の多い化粧品をつけるほど肌の上で酸化が進み、代謝力の低下や水分を弾くなどといった肌老化を加速させてしまいます。
除去することが毛穴を綺麗にします。
肌のターンオーバーの邪魔をしないよう、油分の多い化粧品は避けたいものです。
4.こまめな化粧直し
朝つけたファンデーションも、昼には化粧崩れ…なんてこともありますね。
化粧が崩れてくるのは、皮脂の浮きが原因です。
ういた皮脂をそのままにしていると、また空気にふれ酸化が進み、アブラが固形化します。
そうならないよう、なるべくこまめにお化粧直ししましょう。
5.無理に除去しない
ピーリングやピンセットなどで除去すると、毛穴にぽっかりと穴が開いてしまいます。
またこれを繰り返すことで角質自体も固くなってしまい、ターンオーバーがしづらくなってしまいます。
こうなると、毛穴はどんどん目立つようになるのです。
固形物で取るのではなく、まずはその黒ずみ自体をやわらかくして肌に負担をかけないように除去していきましょう。
ご参考になりますと幸いです。
【まとめ】
1.皮脂と肌をふやかせる
2.充分な保湿量
3.油分を足さない
4.こまめな化粧直し
5.無理に除去しない