肌がくすんでいるかどうか、それは首と比べてみるとわかりやすいでしょう。
首の方が白く、顔が茶色っぽくくすんでいる方がとても多いのです。
美容に時間とお金をかけ、日々努力を惜しまずにお手入れしているのに、なぜでしょうか?
顔が一番くすんでいるなんて、不思議ですよね。(そしてショック!)
主な原因としては、2つあります。
1つ目は、皮脂の酸化です。
顔に存在する毛穴から分泌される皮脂は、空気に触れると酸化が進み、色が変色します。
透明だったはずのアブラは、黄色くなり、茶色くなり、その結果として肌がくすむのです。
そしてもうひとつの原因は、化粧品です。
男女差で比較してみましょう。
いつもスッピンで歩く(笑)男性の方が、お肌が綺麗ではありませんか?
首の色とお顔の色にも、大きな差がありませんよね。
つまり、くすんでいないのですね。
女性はどうでしょうか?
化粧品を使う女性の肌は、美しくなっているでしょうか?
カバー力ある化粧品や化粧崩れしにくいファンデなどは、肌をコーティングします。
本来、排泄するべき角質が剥がれず蓄積されていきます。
毛穴から排泄されるべき皮脂も詰まっていきます。
そうやって汚れがどんどん溜まっていくのですから、当然肌はくすむのですね。
またクレンジングオイル、クリーム、ジェル、UV製品なども油分が多く含まれているため、それ自体が酸化しくすみを起こします。
つまり、化粧品を使うほどに肌がくすむということもあるのです。
皮脂汚れを取るための洗顔料、古い角質を取るためのクレイパック、保湿をするための化粧水。
それらは必要なものです。
しかし必要以上にその他の化粧品を多くつけていたり、カバー力あるファンデや下地を使うことによってかえって肌をくすませているということもあります。
肌は排泄器官であるということを、意識しましょう。
スキンケアで、肌本来の力を遮ってはいけません。
排泄を促し、本来の肌のチカラを活かしてあげるためにお手入れをしましょう。
目指すは、首の色!笑
正しいスキンケアを選んでくださいね。