毛穴の広がり、赤み、痒み、毛穴の広がり、黒ずみ、あぶら浮き。
そんな肌トラブルが集中して起こる場所があります。
それが、小鼻周り。
そして決まって、ある症状が出てるのです。
今回は小鼻のトラブルについてお伝えしましょう。
小鼻が固い?
小鼻を触ってみてください。
そして小鼻以外の部分も触ってみましょう。
小鼻の方が、硬くなっていませんか?
もしくは、皮膚を分厚く感じるかもしれません。
実は小鼻で起こる様々な肌トラブルは、この硬さと厚みが関係しているのです。
小鼻の皮脂量が影響
小鼻は、皮脂量が高い部位です。
まず起こるのが、あぶら浮きですね。
次にこのアブラが劣化すると、肌に硬さが生まれます。
アブラの劣化は固形化を招き、液体だったアブラはロウソクのように固まっていきます。
この固まる時に、なんと角質も固めていくのです!
これが数日、数ヶ月、数年と続くと、どんどん蓄積されていきます。
アブラが糊替わりになり、角質が積み上げられていくのです。
層ができると肌には厚みが出てきます。
これが小鼻が硬く、ぶ厚く感じる原因なのです。
小鼻の汚れを取る
小鼻が汚い…毛穴が目立つ…。
汚れを取りたい衝動にかられますよね。
しかしピーリングタイプのパックや、スティック状の角栓取りや、毛抜きなどを使っての除去はお勧めできません。
除去した直後は、綺麗になったかのように見えます。
目に見えて、皮脂が取れますからね。
しかしピーリングタイプは新しい角質(細胞)までも剥がしてしまいますし、毛抜きやスティックは毛穴にぽっかりと穴があいてしまいます。
かえって毛穴が目立つようになったり、皮脂量が増加します。
ホットタオルで蒸して除去しようとするのも、やめましょう。
蒸すことで皮脂や角質は少し取れるのですが、数日ですぐに元通りに。
これらは対処療法であり、肌改善とは全く違います。
肌改善とは、肌本来の働きを正常に戻すことです。
まずは小鼻に詰まった皮脂を、洗顔で負担なく除去しましょう。
正しいケアは、まずは皮脂を正常に戻してあげるということです。
酸化していない、新鮮なアブラだけを残してあげる。
すると肌は正常にターンオーバーが始まり、毛穴に詰まった汚れを排泄できるのです。
排泄力が戻ると、小鼻の黒ずみや目立つ毛穴、吹出物、赤み、痒みが改善できます。
小鼻も他の部位と同じように、やわらかさをキープしていきましょうね。