「粉が吹いたようになっちゃって…」
口の周りの乾燥は、まるで粉が吹いたようにカサカサになりやすいです。
このかさつき、水分が足りないのかしら?と保湿しても改善しません。
クリームで保護しようとしても、その場しのぎです。
肌改善には繋がらないのです。
なぜでしょうか?
粉吹きは、単なる水分不足(乾燥)ではないからです。
粉吹きの原因は2つ
粉がふいたように白くけば立っているもの、それは垢(古い角質)です。
古くなっている角質にいくら保湿しようとしても、潤いません。
新しい細胞は水分を抱え込むことができても、古い角質はすぐに水分が蒸発していくからです。
ではどのように保湿すればいいのでしょうか?
答えは、まずは古い角質を除去することです。
本来の角質層の厚みに戻してあげるのです。
分厚くなった角質層、しかもそれが古い角質となると化粧水がいくらあっても足りませんよね。
洗顔やクレイパックを使って、余計な角質をお掃除しましょう。
本来、古い角質は自然と剥がれていくのですが、ターンオーバーが乱れると角質が溜まっていきます。
ターンオーバーが乱れる原因は、
・季節(秋~冬)による代謝の低下
・油分の多い化粧品の使用
・睡眠不足
・ストレス
・食事
などがあります。
意識して代謝力を上げていきたいですね。
正しく保湿する
粉吹き改善には、良質の化粧水を選ぶことも大事です。
油分の多い化粧水やオールインワン化粧水は、『しっとりした』と勘違いしてしまいがちです。
しかし実はその製品自体が肌に膜を作ってしまうため、数日後にはまた乾燥が始まるのです。
とろみのある化粧水、化粧水の後につけるクリームやジェル、オイルなどは、要注意です。
秋から冬にかけては特に空気が乾燥し、肌も乾燥します。
油膜で肌を保護できる!と思われがちですが、それはかえって代謝を妨げ、さらに保湿を拒むものです。
膜を作らず、肌をしっかり代謝させてあげることが必要ですよ。
代謝力と水分量をアップさせていきましょう。