スキンケアの考え ブログ

化粧水を弾いてしまう肌とは

洗顔の後、化粧水はきちんとなじんでいますか?

化粧水は5回以上、肌に浸透していきますか?

肌のコンディションを知る方法として、化粧水のなじみ方を観察してみましょう。

理想は、化粧水がなじむ肌

スキンケアで最も大事なことは、保湿です。

肌老化は水分不足から始まります。

化粧水が弾くような状態では保湿がうまくいかず、肌の老化防止ができません。

1.油膜が張り付いている

2.古い角質が溜まっている

3.乾燥しきっている

と、このような状態になっていると化粧水が肌になじんでいきません。

順にその原因を見ていきましょう。

1.油膜が張り付いている

いくら化粧水をたっぷりつけても、アブラの膜が張っていると水は弾かれてしまいます。

肌には皮脂が分泌されていますから、アブラが存在します。

さらに化粧品に含まれるアブラもあります。

それらのアブラが、肌に張り付いていくのです。

洗顔で取っているはず…ではありますが、正しい洗顔が行われていないとアブラの取り残しが起こり、そのアブラは酸化が進んでいきます。

酸化したアブラは肌表面に張り付き始めます。

さらに化粧品のアブラは、もっとしつこいのです。

クレンジングしてるから、きちんと洗顔してるから…と思っていても肌の中にしみこんだものは100%取ることはできません。

油分が多く含まれるオイルやクリーム、浸透しやすいジェルなどは、毎日洗顔していても必ず取り残しが起こっているのです。

数ヶ月、数年・・・と時間が経過するほどに劣化が進み、肌に蓄積されていきます。

これがアブラの膜の正体です。

2.古い角質が溜まっている

私達の肌は、加齢によって代謝力が低下します。

本来ならばターンオーバーによって古い角質は剥がれていくものが、肌に蓄積されやすくなるのです。

古い角質は、水分を長時間ためておくことができません。

お昼頃になったら乾燥を感じてしまう方もおられるでしょう。

ストックするチカラが低下しているからです。

新しい細胞に水分を与えなければいけないのです。

3.乾燥しきっている

・刺激のある洗顔法

・洗浄力のある洗顔料

・すすぎが多い

・雑に洗う

・お湯の温度が高い

こういったことが原因で、肌の水分が奪われる事例は多いです。

良かれと思ってケアしているのに、かえって肌を乾燥させているのですね。

正しいスキンケアを身に着けることが必要です。

改善方法

・油分が多い化粧品に頼らないようにしましょう

付けた瞬間は肌が潤った?と錯覚するのですが、それは保湿ではありません。

肌が必要としているのは、油膜ではなく水分です。

化粧水が5回以上入っていける肌に育ててきましょう。

・古い角質は洗顔やクレイパックで肌に負担をかけずに取り除きましょう

洗顔のあと、洗面器の内側にざらつき(古い角質)が付着しているかチェックしてみましょう。

それが古い角質が取れたサインです。

・正しい洗顔で油膜を取りましょう

すすぎすぎ、温度が高い、こする、圧をかける、泡の濃度が高すぎる…などは肌の水分を奪います。

洗顔の前には、まずはたっぷりの予洗いで油膜を十分にほぐしてから洗いましょう。

泡はあて洗いで、毛穴の向きを意識して洗っていきます。

肌は日々のスキンケアで育っていきます。

水分を受け付ける肌になる。

これが理想の肌作りなのです。

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