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皺(しわ)の原因は本当に乾燥?

冬のお悩みで増えてくるのが、シワです。

シワの原因は何でしょうか?

乾燥!と即答されるかもしれませんが(笑)、実はそうとも言えないのです。

シワ対策に良かれと思ってお手入れしたことが、かえってシワを深くすることもあります。

まずはシワがなぜできるのか、そのしくみをお伝えしますね。

加齢とともに水分量は減少する

たくさん保湿したら、シワ改善できた!という方は少ないと思います。

肌乾燥だけが原因ではないからです。

私達の肌表面は、角質層で覆われています。

自ら分泌する水分と皮脂がこの角質層の間や表面に存在し、それが保護膜となって肌や体を守ってくれています。

しかし年齢を重ねるほどに体内の水分量が減少し、体のもっとも外側に位置する肌の水分も十分ではなくなってきます。

水分が不足すると角質層はカラカラ状態となり、ひび割れが起こるのです。

これが小じわの始まりですね。

こうして水分不足がシワを作りだすのも事実ではあります。

しかしこれだけではないのです。

水分不足だけが原因なら、水分を足すことで改善されるはずですからね。

実は水分が入らない状態が起こっているのです。

水分が入らないホントの理由

年齢と共に、水分量が減少することは先程述べました。

そして角質層の間と表面には、水分と皮脂があることもお伝えしましたね。

実はここにヒントがあります。

水分量が減少すると、皮脂の濃度が高くなります。

アブラの膜があることを想像してみてください。

水分は入っていかず、弾いてしまいますよね。

さらにもうひとつ。

古い角質が溜まることが原因で、水分がはいりません。

新鮮な細胞には水分が入りやすく、さらにストックするチカラを持っています。

しかし古くなった角質は、水を抱え込むキャッチ力がないのです。

こうなると水分は数時間で蒸発、カラカラ状態になります。

いくら保湿しても肌が変わらないのは、水分をうまくキャッチできない古い角質やしつこいアブラがあるからなのです。

水分を受け付ける肌にする

保湿できる状態をスキンケアで作っていきましょう。

・古い角質を除去

・アブラの膜ができないように正しく洗顔する

そのうえで保湿ができます。

受け入れ体制ができていないのに、いくら水分を与えても意味がありません。

保湿をしてもシワ改善できない場合は、

角質が溜まっていないかな?

アブラの膜ができていないかな?

とチェックしてみてくださいね。

間違いだらけの保湿

ワセリン、オイル、ジェル、クリーム等は、自ら油膜を作ることになります。

付けたモノが肌に残る→代謝力が衰える→水分を弾き肌老化が加速する

その場しのぎの乾燥改善は、肌の代謝力を下げ、さらなる肌老化を加速しかねません。

保湿したければ、付ける(水分)より前に、取ること(古い角質と不要な皮脂)が大事です。

正しい保湿ケアでシワ改善にお役立てください。

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