この季節、気になるのが紫外線対策ですよね。
UV製品たっぷり付けてるよ~!って方は、要注意ですよ。
かえって肌老化を進めているかもしれないのです。
たしかに紫外線があたるとメラニン色素が過剰に分泌され、それがシミの原因にはなるのですが…
原因は紫外線、それだけではありません。
摩擦や排泄エラーによってもメラニン色素はたくさん分泌されてしまうのです。
4つの質問をあげてみますので、ご自分は当てはまっていないか確認してみてくださいね。

①洗顔の圧が加わってませんか?
何度も皮膚に圧が加わるとメラニンは過剰分泌します。
例えば頬は最も手が当たりやすい部位です。
こめかみを洗う時や目の周りを洗う時、ついつい頬にも手があたってしまいますよね。
また、くるくると手を回すような洗顔法も摩擦が起きやすいですよ。
改善ポイント
手で押さえ込んだり擦ったりするのではなく、泡のクッションを感じながら手と皮膚の間に泡がある状態をキープしながら優しくあて洗いしましょう。
②すすぎの際、お顔をぬぐってませんか?
さらにすすぎの時も要注意です。
お湯(水)をお顔にあてた後、その手をお顔の表面でスライドして水をきってませんか?
フェイスライン、目の周り、頬…と無意識でこすってしまってるかもしれません。
これがメラニンを反応させてしまいます。
改善ポイント
洗面器に溜めたお湯や水にお顔をつけてすすぎましょう。
手ですすぐ際は、『手をあてたら離す』を繰り返して行います。
お肌の表面をスライドしないようにしましょう。

③化粧水は5回以上つけてますか?
保湿が紫外線カットに重要なことは意外と知られていません。
実は水分量が高いと、紫外線を跳ね返すことができますよ。
海や湖も太陽の光を反射させ、水面がキラキラと輝いていますよね。
肌も水分量が高いほど、紫外線を跳ね返すのです。
子供は大人に比べて日焼けしづらいのは、水分量が備わっているからですね。
改善ポイント
化粧水は何度も重ね付けして
保湿量をあげましょう。
最低でも5回以上の重ね付けが必要です。
④油分の多い化粧品を付けてませんか?
くすみ、毛穴の広がり、シミ、シワ、赤み等がある方は排泄がうまくいっていない可能性が高いです。
・クリーム
・オイル
・ジェル
・UV製品
・オールインワン化粧水
などは、油分が多く含まれています。
肌表面や角質層、さらに毛穴の中に油が蓄積されていきます。
こうなると肌本来が持つ排泄力が低下してしまいます。
ターンオーバー、角化、新陳代謝と言われる肌の動きは、どれも排泄を意味しています。
排泄がうまくいかないときにシミが濃くなり、毛穴に汚れが溜まり毛穴の広がりやたるみが起こります。
健康な肌は毎日スムーズに排泄していますよ。
改善ポイント
油分が多い化粧品は手放しましょう。
その分、化粧水(水分)をたくさん重ね付けしていきましょう。
また正しい洗顔を行い、肌がもつ排泄力を取り戻していきましょう。
まとめ
シミができる仕組みは
①紫外線を吸収する
↓
②メラニン色素が分泌される
↓
③黒化した角質が排泄されずシミになる
という段階があります。
①②を化粧品で防御しましょうと美容業界も促しますが、③の排泄されずにシミになる。
ここが最大のポイントです!
UV製品は肌に残りやすく、これが排泄エラーを招くひとつの要因にもなっているのです。
①紫外線を吸収する
→保湿量をあげて紫外線を跳ね返すチカラをつける
→防止や日傘も有効です
②メラニン色素が分泌される
→刺激、圧、摩擦が起こっていないか気を付ける
③黒化した角質が排泄されずシミになる
→正しい洗顔で排泄力をつける
→油分の多い化粧品を避けて排泄エラーを出さない
以上をご参考に、紫外線対策を行ってくださいね。
