日中のあぶら浮きやTゾーンのテカリ、そのままにしていませんか?
このアブラを放置していると、お顔がどんどんくすんできます。
そうならないためには、こまめな化粧直しが大切です。
日中のあぶら浮き
「夕方になると、顔がテカってきます…」
とよくご相談をいただきます。
なぜ夕方なのでしょうか?
それには水分量が関係しています。
朝のスキンケアで充分な保湿ができたとしても、冷房や暖房、外気による水分蒸発があると、肌は枯渇します。
水分と油分が肌の保護膜として存在しているのですが、水分が減少することで油分の割合が多くなります。
油は空気に触れることで変色しますので、肌がくすみを起こします。
さらに進むと、この油分が粘りを持ち毛穴に詰まりやすくなります。
こうなるとその日の夜の洗顔で、簡単に落とせないものとなってしまうのです。
これが毎日続くとどうなるでしょうか?
毛穴が詰まり、毛穴の広がり、黒ずみ、たるみ、シミ、吹出物と様々な肌トラブルや肌老化を招きます。
そうならないためには、浮いたアブラが酸化しないよう防ぐことが必要です。
そこでこまめな化粧直しがお勧めです。
あぶらとり紙ってどうなの?
よくあぶらとり紙が使われますが、これはお勧めできません。
紙自体に化学薬品が付いているからです。
柔軟剤や吸脂剤が含まれているものが多く、肌によくありません。
使うほどに薬品をお肌に塗布しているとしたら…さらなる肌トラブルを招きかねませんね。
安心で確実な化粧直しをご紹介しましょう。
パフを使ってオフしましょう
まずはハンカチやタオルなどで、汗を吸い取りましょう。
その次にパウダーファンデーションのパフを利用して、皮脂を拭き取ります。
浮き上がった皮脂だけを拭き取っても、意味がありません。
ファンデーションやお粉に、汚れた皮脂が混ざっているからです。
ファンデーションごとふき取るようなイメージで行いましょう。
化粧が崩れていない頬などは、拭き取る必要はありません。
また使用するパフは、フェイスパウダー用のふわふわしたものではなく、ファンデーション用のキメの細かいパフを利用してくださいね。
拭き取った後は、綺麗なパフでお粉やパウダーファンデをのせていきましょう。
まとめ
◇あぶらとり紙は使用しない
◇パフを使い、皮脂だけでなくファンデーションごとふき取る
◇綺麗なパフで、粉やファンデーションをつけなおす
化粧直しもスキンケアのひとつだと捉え、お肌を育てていきましょう。