まぶたには、たるみ、くすみ、目の下のクマ、まぶたの小じわ、目頭のシワ、などなど。
目の周りには、老化現象が沢山現れます。
なぜなのでしょうか?
実は、目の周りは汚れの宝庫!
これが老化を加速させていたのです。
まぶた周りに集まる汚れとは
メイク製品をたくさん使うのは、ダントツ目周りですね。
ファンデーション、アイシャドー、アイライン、マスカラ、アイブロウなど、多くの化粧品を付ける部位です。
さらには、アイクリームや美容液などをお使いになる方もいらっしゃるでしょう。
まぶた周りの汚れは、これだけではありません。
頭皮からの皮脂も、皮溝を伝って降りてきます。
眉には毛が沢山生えていますから、この部分からも皮脂が多く分泌されています。
まぶた周りを少し触ってみましょう。
窪んでいるのをお判りいただけるかと思います。
この窪みがあることで、まるで汚れの受取り皿になっているのです。
つまり化粧品、頭皮の皮脂、眉の皮脂などがたくさん蓄積されるのが、まぶた周りということになります。
まぶたはデリケート?
目の周りは敏感だから、優しくケアしないといけない。
この考えが当たり前になっているようですが、本当にそうでしょうか?
確かにまぶた周りの角質層は薄く、他の部分に比べてデリケートであるのは事実です。
だからといって洗顔を避けたり、保護しようとクリームやオイルなどを塗布することは、かえって汚れを溜めこむことになります。
例えば小鼻は、日中でもアブラが浮きやすいですよね?
まぶたはどうでしょうか?
アブラ浮きに悩まされる部位ではありませんね。
しかしその分、汚れが浮きづらい場所ともいえるのです。
入り込んだ汚れが浮き上がりづらい、排泄しづらいということ。
スキンケアできちんと汚れを取り除いてあげないと、汚れは溜まる一方なのです。
溜まった汚れは肌に重みをつくり、まぶたのたるみが起こります。
目の下のぷっくりしたたるみ、黒ずんだクマ、色素沈着したまぶた、シワ感のある目頭やまぶた、それらを改善するには、付けることではなく排泄させることが大切です。
まぶたケアの方法
◎充分な水分量
まぶたこそ、守る(保護)よりも排泄することを助けてあげないといけません。
角質が薄いことで、水分が不足しがち。
乾燥した皮膚からは汚れが排泄しづらいため、保湿量も必要になります。
間違っても油分に頼らないようにしましょう。
油分は油膜となり、使い続けるうちに水分そのものを弾くようになります。
一時のしっとり感に惑わされないようにしましょう。
◎予洗いはたっぷり
まぶた部分は、鼻や額のように皮脂が浮きづらい部位。
自ら、汚れを吐き出してはくれません。
洗顔のタイミングだけなのです。
洗顔で汚れをしっかり取り除くためには、最初の予洗いでどれだけふやかせることができるかが大事です。
たっぷりと予洗いして、まぶた周りをふやかせから泡で洗うようにしましょう。
◎きちんと洗顔する
まぶたはデリケートだから、洗顔を避けるは間違いです。
これまでのご説明通り、汚れの宝庫です。
泡でしっかりと洗っていきましょう。
くるくる回すような手の動きは、肌表面は綺麗になりますが、汚れの取り残しが起こります。
言うまでもありませんが、ゴシゴシするような横動きの洗い方は肌を傷めます。
角質を傷めないように、また毛穴に落ち込んだ汚れをかき出すために、泡であて洗いしましょう。
まぶたはカーブしていますから、目頭、黒目の上、目じり側と指先を使って角度を付けながら洗います。
目の下は、上まつ毛が邪魔になることと窪みがあることで、さらに洗いにくい部分です。
こちらも指先を使って、目頭、黒目の下、目じり側と洗いましょう。
洗う時間は、長くならないように気を付けてください。
指先で、1~2プッシュくらいが目安です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
デリケートな部分だから、洗顔をさけて、化粧品をプラスして保護する。
これは肌老化を加速させることになるのですね。
まぶたは汚れの宝庫。
しっかりと汚れをかき出し排泄を促しましょう。