目尻のシワ、眉間のシワ、法令線。
潤いが足りないのかも!と思いがちですが、実はそうではありません。
化粧水をたくさんつけても、オイルをつけても、美容液を惜しみなく使っても・・・
シワは改善しません。
いくら保湿してもシワに変化がなかった、というご経験されているのではないでしょうか?
どうして保湿してもシワが改善されないのでしょうか?
それは、保湿の前の下準備ができていないからです。
保湿できない肌
シワ改善に大事なことは、保湿の前の準備です。
実は、これができていない方がほとんどです。
水と相反するものは何でしょうか?
アブラですよね。
アブラは、水分を弾いてしまいます。
しかし肌には水分とアブラが混在しています。
皮脂腺からはアブラが、汗腺からは水分が分泌され肌を守っています。
保護膜といわれるものですね。
自ら分泌している水分とアブラは交じり合うのですが、化粧品などの合成アブラは水とは交じり合いません。
水と油を交じり合わせるには乳化剤を使用しなければならず、別の問題が生じます。
オールインワン化粧水などもこれにあたります。
秋から冬にかけては空気が乾燥し、水分不足が起こります。
こういったアブラが肌に覆ったように膜を作ります。
水分が入らない、又は水分そのものを受け付けない肌になるのです。
まずはアブラ膜を除去しましょう
シワが気になると、水分を足さなきゃ!と試みても、そもそも水分がはいらない状態になっていることが往々にしてあります。
化粧品のクリーム、オイル、乳液、ジェル、オールインワン化粧水、カバー力あるファンデや下地、UV製品、これらはアブラの濃度が高く、肌に膜を作ります。
さらに自ら分泌している皮脂もありますね。
肌には多くのアブラが混在しているのです。
そのアブラが酸化がしていくと、固形物になります。
洗顔してもとり切れないアブラが蓄積され、どんどん肌をコーティングしていきます。
水分を肌に与えるならば、まずはこのアブラ自体を除去することからスタートしましょう。
アブラ膜が取れると、水分を受け付ける状態になります。
そして除去しても、皮脂は常に肌から分泌されていますから安心してくださいね。
笑おうとしたら目尻が突っ張る、目じりのシワが深くなった、法令線が目立つ…とシワが気になったら、まずはアブラ膜を除去していきましょう。