口周りの肌トラブルは、とても多くみられます。
吹出物、かさつき、あぶら浮き、乾燥、くすみ、色素沈着、かゆみ、赤みなどなど。
その原因は、汚れであることがほとんどです。
なぜ口周りなのでしょうか?
口周りに溜まる汚れは、実は鼻も関係しています。
小鼻は、皮脂がたくさん分泌される場所です。
皮溝(キメと言われる溝のこと)を通り下へと降りてきたら…口周りへ溜まります。
口周りにトラブルがある方は、小鼻も併せてチェックしてみる必要があります。
小鼻に毛穴の広がり、吹出物、赤み、小鼻ががっちり固いなどの症状はないでしょうか?
あるとすれば、小鼻部分の汚れが口周りに影響していることが考えられます。
汚れが口周りに浸透し、様々なトラブルを起こしているかもしれません。
トラブルがある場所に原因がある、とは限らないのです。
口周りの皮膚構造も関係しています。
食事や会話など、口周りは皮膚がよく動くようにできています。
つまり、伸び縮みができるのですね。
これは口周り特有の動きです。
無表情になってみてください。
その時の皮膚は、縮んだ状態です。
この状態のまま泡で汚れをかき出すのは、無理です。
皮膚を伸ばした状態で洗顔しましょう。
鼻の下を伸ばす、顎を伸ばす、唇の横も伸ばす。
ピン!と皮膚を伸ばした状態で泡をあてていきましょう。
こうするだけでも汚れの取れ具合が変わってきますよ。
口周りは伸ばし洗いをしないと、汚れが蓄積して黒ずみ、くすみ、色素沈着、かさつきといった肌トラブルが起こります。
もちろん最初の予洗い、泡を最初に作って準備しておくことも必須ですよ。
こちらの動画もご参考に洗顔方法変えてみてくださいね。