肌の乾燥に保湿が必要なことは、言うまでもありません。
冬は肌にとって、とても過酷な季節です。
外だけでなく、電車の中、飛行機の中、お店…とにかく空気がとても乾燥しています。
いくら保湿しても、寒風や暖房によって肌の水分は奪われていきます。
奪われない一つの策として、環境を整えていきましょう。
例えば、加湿器は使っていますか?
昔は石油ストーブで暖を取っていました。
ストーブの上にやかんをおいて、シュンシュンと湧いた蒸気がいい塩梅に部屋を加湿してくれてました。(時代を感じます。笑)
ですが、今はほとんどエアコンでお部屋を暖めます。
とっても空気が乾燥するのです。
加湿器で湿度を保ちましょう。
水分量が不足した肌に起こるトラブル
肌は環境に大きく左右されます。
空気が乾燥すると、肌の水分が奪われていきます。
朝、時間をかけてたっぷりとつけた化粧水も、それでは意味がありませんね。
水分不足の肌は、様々な弊害をもたらします。
肌の最も外側にある角質層がひび割れてくるのです。
隙間があいた肌はとても敏感になり、痒みや赤み、ヒリヒリといったトラブルが出てきます。
あるいは洗顔の後にツッパリ感を感じる方もおられます。
『もしや、肌トラブルかしら!?』と焦って、皮膚科に行かれる方も。
肌トラブルではなく、水分不足なのですね。
さらには、肌のアブラの質が変わってしまいます。
皮膚表面には、アブラと水分が交じり合った天然クリーム(保護膜)があります。
しかし水分が減少すると、この比率バランスが崩れアブラの濃度が濃くなるのです。
アブラが濃くなると、肌に張り付きます。
その張り付いたアブラは膜となり、化粧水を受け付けない肌になっていくのです。
水分を欲している肌に水分を届けることができないなんて、恐ろしいですよね。
外の環境は変えることはできませんが、せめてご自分のお部屋やリビングは湿度をあげていただきたいのです。
加湿器は冬の必須アイテムです。
エアコン付けたら加湿器のスイッチもオン!にしましょう。