最近、シミが濃くなってきた!・・・そう感じてはいませんか?
シミが増えたり濃くなってくるのは、秋から冬にかけてです。
この時期に肌が一気に老け込む理由は、代謝力の低下。
肌には元々、新陳代謝力というチカラが備わっているのですが、気温が低下するとこのチカラが衰えます。
正しいスキンケアで、肌のチカラをサポートしてあげましょう。
サポートというと、肌を保護するイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。
これは、かえってシミを濃くすることになりますので、ぜひ読み進めてくださいね。
新陳代謝のチカラを活発にする
肌は日々新しい細胞が生み、そして古い角質は剥がれていくという動きを繰り返しています。
これを、新陳代謝又はターンオーバーと呼びます。
この動きをスムーズにしてあげることが、スキンケアで可能なのです。
通常、古い角質は洗顔等で自然に剥がれていきます。
但しここには、2つの条件があります。
1.肌に水分が十分あること
肌の水分量が足りないと、角質は硬くなります。
その硬い角質は、肌からはがれにくく徐々に蓄積されます。
ご飯を食べた後のお茶碗を洗う時、前もって付け置きしますよね?
それは、固くなったお米つぶをふやかせて、落としやすくするため。
肌も同じで、水分が不足して硬くなった角質は、カンタンに落とせないのです。
2.肌の新陳代謝を遮るものがないこと
余計なアブラの膜があると、肌の動きは一気に滞ります。
クリーム、油分の強いファンデ、UV製品、ジェル、オイルといった油分が、それですね。
つまり、肌表面はずっと古い角質で覆われてる状態。
古い角質は、茶色やグレーがかったくすみがありますから、透明感がない肌へ・・・となっていくのですね。
古い角質を剥がさないままでいると、くすみだけでなくシミができます。
代謝力が低下するのは、季節だけではありません。
年齢を重ねるほど、このターンオーバーが衰えることがわかっています。
多くの方が油分で保護してしまうのですが、これはくすみとシミを悪化させる一番の要因です。
シミ予防とシミ対策は、排泄をスムーズにしてあげることなのです。
日々のスキンケアでできること
◆水分(化粧水)を十分にいきわたらせる
化粧水は最低でも5回に分けて、付けましょう。
5回も入らない!という方は、油膜があります。
余計な油分を付けないスキンケアに切り替えましょう
◆洗顔時間に古い角質を除去する
古い角質を剥がすチャンスは、1日2回。
朝晩の洗顔です。
北野式洗顔では、予洗いからすすぎの時間、お湯の温度、泡の濃度までご指導しています。
初級コースで、お伝えしています。
◆余計な油分を付けない
クリーム類の油分は、肌を潤わせるものではありません。
一瞬しっとりするので、勘違いしてしまうのですが、塗布したその油分は時間が経過すると酸化していきます。
酸化したアブラは、粘りが出てきますから、洗顔しても落とせないアブラへと変わっていきます。
それが蓄積されると、くすみとシミは濃くなっていきます。
◆皮脂を酸化させない
化粧品で余計なアブラを付けないことは、必須条件ですが、もともと肌に備わっているアブラもあります。
そのアブラも同様に酸化すると粘りをもち、取れなくなっていきます。
毎日のスキンケアで、上手に除去していきましょう。
●まとめ
・余計なアブラを付けない
・油分に頼らず充分な水分を与える
・正しいスキンケア(温度、圧、濃さ、タイミングなど)を知って、新陳代謝をスムーズにする