痒みは、様々な場所で起こります。
その中でも多いのが、フェイスラインで起こる痒みです。
こめかみから顎あたりまで、お顔の外ラインに沿って痒みが出ることがあります。
実はその原因は、頭皮にあることが多いのです。
汗をかいた時を想像してみてください。
ツーっと頭部からフェイスラインに沿って、汗が流れてきますね。
まさにそのラインにトラブルが出やすくなります。
その理由は3つあります。
ひとつずつ解説していきましょう。
1.頭皮の汚れ
頭皮には多くの毛穴が存在しています。
体の中で最も多いとされているのですが、当然ながら皮脂が多く分泌されます。
皮脂は酸化すると固形化するという特徴があるため、毛穴も詰まりやすくなるのです。
この詰まったアブラは、さらに劣化が進みます。
そのようなアブラがお顔の方にも流れてくるのです。
汗をかく夏場や、スポーツされる方、お仕事柄など、そういった環境もプラスされて頭皮から皮脂が落ちてきます。
よく頭と顔は繋がっていると言いますが、まさにその影響は大きいと言えるでしょう。
シャンプーは毎日行い、ダブルシャンプー(2回シャンプー)しましょう。
最初にシャワーでよく予洗いすることもポイントです。
2.シャンプー剤による影響
シャンプー剤には様々な成分が入っているのですが、その中でもシリコンはよくありません。
ツルツル、さらさら…と指ざわりはとてもいいのですが、それは髪にコーティングをかけているからです。
そのコーティング剤は、シャンプー剤を流す際に顔にも付着してしまいます。
もしくは毛穴に付着したシリコン剤が、時間の経過とともにお顔に流れ落ちてくるということもあります。
皮膚には皮溝と言って、水分やアブラを行き渡らせるための道があります。
この道(皮溝)を通じて、頭皮にあるアブラ、ヘアケア剤などがお顔にかかってくるのです。
シャンプーは、安心安全なものを選びましょう。
3.洗顔やすすぎ漏れ
洗顔を見させていただきますと、フェイスラインまで洗えていないことがよくあります。
御自身では顔の端まで洗えているつもりなのでしょうが、意外とお顔はもっと外部分まであるのですね。笑
生え際まで、耳の際まで、顎裏まで、意識して泡をあてていきましょう。
すすぎや予洗いも同様に、お顔の端まで必要です。
まとめ
1.頭皮に汚れを溜めない
2.シャンプー剤はノンシリコンを選ぶ
3.洗顔やすすぎ漏れがないようフェイスラインまで意識する